イタリア代表を率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が、エストニア代表戦への意気込みを語った。4日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。


 ここまで2試合を消化したFIFAワールドカップ26欧州予選で1勝1敗を記録しているイタリア代表。今年6月にルチアーノ・スパレッティ前監督を解任し、新体制で臨む今回のエストニア代表戦は、新たに指揮官へと就任したガットゥーゾ監督にとって“アズーリ”初陣となる。そんななか、試合を前日に控えたガットゥーゾ監督が会見に出席した。

 「今夜は眠れないだろう。私を眠らせないのは興奮ではなく、様々な思考だ」と述べたガットゥーゾ監督は、「それでも、連盟、ガブリエレ・グラヴィーナ会長(イタリアサッカー連盟)、ジジ・ブッフォン、そして関係者全員がこの特別な機会を与えてくれたことを、心から誇りに思う」と感謝を口に。注目が集まるシステムについては、「数字は重要ではない。私たちは何をすべきかを理解し、その準備をしっかり整えている」と濁しつつ、「まずは明日の試合に集中し、その後はイスラエル戦と、1試合ずつ積み重ねていく必要がある」と見解を示している。

 また、エストニア代表のビルドアップや柔軟なシステム変更に対して言及しつつ、「必要なのは謙虚さと大胆さだ」とコメント。「謙虚さとはパスをミスした時にすぐに取り返すこと。大胆さとは失敗を恐れてリスクを避けるのではなく、あえて難しいパスを選択することだ」と翌日の試合で求められるポイントを強調した。

 イタリア代表は5日にエストニア代表と、8日にイスラエル代表との対戦を予定している。
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