ブンデスリーガのバイエルンが、今夏の移籍市場でオランダ代表FWコーディ・ガクポ(リヴァプール)に関心を寄せていたようだ。7日、イギリスメディア『スカイ』が『ESPN』による同選手へのインタビューを引用して伝えている。


 今夏の移籍市場ではドイツ代表FWレロイ・サネ(ガラタサライ)やフランス代表FWキングスレイ・コマン(アル・ナスル)がチームを去った一方、リヴァプールからコロンビア代表ルイス・ディアス、チェルシーからセネガル代表FWニコラス・ジャクソンなどを獲得したバイエルン。しかし、アタッカー陣の入れ替えに成功したドイツ王者だったが、獲得候補の“本命”はリヴァプールに所属するガクポだったのかもしれない。

 インタビューに応じた同選手は、「僕の理解では確実」とバイエルンによる関心が存在していたと告白。「しかし、最終的に彼らはルイス・ディアスを買うことになったんだ」とバイエルンが方針を転換したと打ち明けた。

 一方、先月30日にリヴァプールとの契約延長が発表されたガクポは、「(移籍の行方が)はっきりしたのは良かった」ともコメント。続けて、「移籍市場というのは、選手にとっても周囲にとっても本当に慌ただしくストレスの多いものだ。でも、もうその問題を抱える必要はない」と去就決定による安堵の思いを口にしている。
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