イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督が、ロングスローの活用を検討していることを明かした。7日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。


 ドルトムントやパリ・サンジェルマン(PSG)、チェルシー、バイエルンなどでの指揮を経て、今年1月からイングランド代表指揮官を務めているトゥヘル監督。FIFAワールドカップ26欧州予選ではここまで4戦全勝と好スタートを切っている。

 そんなトゥヘル監督は近年のプレミアリーグでも試行回数が増えているロングスローについて言及。「言っただろう。ロングスローが復活するってね」とこの流れを予期していたことを明かしながら、これをチームに取り組むためにはしっかりと練習する必要があることも強調した。

「時間はあまりない。でも、ワールドカップが始まったら、すべてが重要になる。ロングスローについても話すだろうし、ショートパスだけではなく、ゴールキーパーからのロングキックについても話すことになるだろう」

「しかし、4日間のトレーニングですべてを詰め込むことはできない。でも、これらのことは重要になる。どうなるかは見ていこう。これからはアシスタントコーチたちとじっくりと考える必要がある。これらのパターンはすべて復活してきたし、クロスも戻ってきたからね」

 イングランド代表は次戦、9日にW杯欧州予選でセルビア代表との対戦を予定しているが、果たしてロングスローを活用することになるのだろうか。



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