マンチェスター・シティはAPTの規則に関する合法性を巡り、2024年6月にプレミアリーグを提訴した。
2024年10月にはマンチェスター・シティの訴えが一部認められ、同クラブが締結した2件のスポンサー契約に対するプレミアリーグの阻害事案については決定が取り消された。一方のプレミアリーグは、マンチェスター・シティの異議の大半が却下されたと声明を出していた。
その後、2024年11月にはプレミアリーグがAPT規則の改定を実施し、16クラブの賛成により変更が承認。イギリス『スカイスポーツ』は、マンチェスター・シティに他にアストン・ヴィラ、ニューカッスル、ノッティンガム・フォレストが反対票を投じていたと伝えている。その後も、マンチェスター・シティは2025年1月に現在のAPT規則に反対し、仲裁手続きを開始。今年10月に裁判が行われる予定だった。
しかし、プレミアリーグとマンチェスター・シティは和解合意に達したと発表。プレミアリーグは「この和解により、APT規則に関する当事者間の紛争は終結する」と声明を出している。
なお、この訴訟は2023年2月にプレミアリーグが発表した「多数の財務規定違反の疑い」とは別件となる。