ノッティンガム・フォレストは9日、ヌーノ・エスピリト・サント監督の解任を発表した。

 ヌーノ監督は2023年12月にノッティンガム・フォレストの指揮官に就任すると、不調のチームを立て直し、同クラブをプレミアリーグに残留させた。
そして昨季、ヌーノ監督の下でチームはチャンピオンズリーグ出場権争いにも加わり、最終的にリーグ7位でフィニッシュ。1995-96シーズン以来となる欧州カップ戦の舞台へ導き、今夏にはクラブとの契約を2028年6月まで延長していた。

 しかし、今季に入ってから共同オーナーであるエヴァンジェロス・マリナキス氏との関係が悪化。プレミアリーグ第2節のクリスタル・パレス戦を前にした会見では、マリナキス氏について「以前ほど親密ではない」と語っていた。

 ノッティンガム・フォレストは、ヌーノ監督の解任に際し、次のように声明を述べた。

「ノッティンガム・フォレスト・フットボールクラブは、最近の状況を受け、ヌーノ・エスピリト・サント氏が本日付けで職務から離れることを確認した。クラブは、ヌーノ監督が『シティ・グラウンド』での非常に成功した時代の中でも、クラブの歴史に永遠に刻まれる2024-25シーズンにおいて果たした貢献に感謝する。昨季の成功において中心的な役割を担った彼は、我々の歩みにとって特別な存在であり続ける」
編集部おすすめ