フランスは、5日に行われた第1節でウクライナ代表に2-0と勝利。
2018年のロシア大会以来2度目の本大会出場を目指すアイスランドも、5日の第1節でアゼルバイジャン代表に5-0で圧勝。強豪フランスを相手に勝ち点をつかみ取りたいところだった。
フランスは試合開始から主導権を握り、アイスランドを圧倒していく。しかし21分、アイスランドのイサク・ヨハンネソンが敵陣でミカエル・オリーズに積極的にプレスをかけてパスミスを誘発。これをアンドリ・グジョンセンが見逃さず、ワンタッチでゴールネットを揺らし、アイスランドが先制してみせた。
先制されたあともゴールに迫り続けるフランスだが、GKエリアス・ラフン・オラフソンの好セーブが光り、なかなか得点することができない。
それでも43分、フランスのマルクス・テュラムが敵陣ボックス内で倒されてPKを獲得。キッカーのキリアン・エンバペがGKの逆を突き、フランスが前半終了間際の45分にゴールをこじ開けた。
さらにフランスは62分、後方からのロングフィードに反応したエンバペがボックス内までボールを持ち運ぶと、抜け出したブラッドリー・バルコラが折り返しをワンタッチで流し込み、逆転に成功した。
ここからアイスランドを突き放したいフランスだったが、68分、オーレリアン・チュアメニが敵陣の右サイドで相手選手にタックル。当初はイエローカードが提示されたが、OFR(オンフィールドレビュー)の末にレッドカードという判定に変わり退場。
そしてアイスランドは89分、A・グジョンセンがこの試合2度目の得点でついに同点に追いついたかと思われた。だが、A・グジョンセンがイブラヒマ・コナテに対してファウルを犯したとして、この得点は取り消された。
その後、スコアが動くことなく試合は終了。10人のフランスが2-1で逃げ切り、アイスランドに勝利した。
次節は10月10日に行われ、フランスはホームでアゼルバイジャンと、アイスランドはホームでウクライナと対戦する。
【スコア】
フランス代表 2-1 アイスランド代表
【得点者】
0-1 21分 アンドリ・グジョンセン(アイスランド代表)
1-1 45分 キリアン・エンバペ(フランス代表)
2-1 62分 ブラッドリー・バルコラ(フランス代表)