初めに森保監督は「現地で応援に来てくださった方々、朝から応援してくれた方々に申し訳ない敗戦だったなと思います。すみません。応援ありがとうございました」と語りながら、3バックから4バックに変更したことについては次のように言及した。
「3バックと4バックのところでは今日のゲームの中で試したいなと思っていました。今後我々がオプションにしていくために、前半の選手がそのまま0-0でいきながら、システム変更することを最初のプランとしましたけど、追う展開になってそこからどう対応していくのか。追いつき逆転するために、我々の選択肢をさらに増やしていくために後半から選手を変えて試しました」
続けて、「相手が3バックで来た場合には幅を持たれた時に対応は難しくなるかなというところは修正していかなければいけないかなと思います」と4バック時の課題を口にしつつ、「ただその分、中央の部分では数的有利を作れたり、守備の部分ではしっかりと整理すれば良いプレッシャーをかけられると思うので、両方3バックも4バックも使えれば今後の我々の力にしていけるかなと思います」と今後も併用していく考えを明かした。
この結果、9月のアメリカ遠征2試合を無得点に終わった日本代表。森保監督は「応援してくださった方々に勝利を見せられなかったこと、得点をお届けできなかったことは悔しい限りです」と悔しさを滲ませながら、「チャンスは作れていると思いますが、もっとチャンスを作って、ここから世界の戦いの中ではクオリティを上げていかなければならないと思うので、攻撃のクオリティを上げて得点を奪えるようにチームとして努力をしていきたいと思います」と改善を誓った。
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