FIFAワールドカップ26アジア最終予選を終えた日本代表は、来年に控えたワールドカップ本大会を見据えるフェーズに突入。今回の遠征では開催国との連戦を実施し、第2戦でアメリカ代表と対戦した。第1戦のメキシコ代表戦から先発を総入れ替えした日本代表だったが、30分にアレハンドロ・ゼンデハスに先制点を決められると、64分にはフォラリン・バログンから追加点を被弾。結局、そのまま試合は0-2で敗れた。
90分間を通して複数のビッグセーブを披露した大迫は、「結果として2失点して負けているので、すごく悔しいです」とコメント。アメリカの攻撃について問われると、「空中戦であったり球際も非常に強かったですし、前線からのプレスの強度もすごく高くて、そこに自分たちが少し苦しめられた」と振り返っている。
敵地での開催となった点に関しては、「こういったアウェイのなかで勝っていかないと、ワールドカップで自分たちが目標にしている優勝には届かないと思う」と述べつつ、「今日の試合を教訓にして次のゲームに活かしていきたい」と成長を誓った。
また、試合途中で行った3バックから4バックへの変更については、「ビルドアップのところでは、やりやすさは感じましたけど、守備のはめ方であったりは、もう少し改善が必要」と見解を口にしている。
さらに、正GKをめぐるポジション争いにも言及し、「日本の守護神になるためには、こういったゲームで無失点に抑えてチームの勝利に貢献しないと、何も意味がないと思う。今日みたいなゲームを自分が勝たせられるように成長したい」と語った。
【動画】チームを救ったGK大迫の超反応