日本代表MF三笘薫(ブライトン/イングランド)が、アメリカ遠征を振り返った。

 FIFAワールドカップ26を10カ月後に控えるなか、9月の代表ウィークでホスト国となるアメリカでの遠征を実施した日本代表。
前線からのプレスが通用した1戦目のメキシコ戦を0-0、スタメンを総入れ替えした2戦目のアメリカ戦は0-2と1分1敗で終えており、手応えと課題の両方を得た、実りのある2試合となった。

 そんななか、現地時間9日のアメリカ戦後にメディア対応を行なった三笘。同試合には、1点ビハインドで迎えた62分から出場したが、その後さらに1失点を許すなど完敗だったことについて、「難しくしてしまったなと思います。攻撃でいい形で受けても、1対1のところで負けたり、なかなか抉れなかったり、深い位置にまで入っていけなかったりというところで、最後の質が足りませんでした」と反省点を挙げた。

 また、“アジアの外”に出たアメリカ遠征を振り返った、三笘は「(2試合を通して)ゴールが奪えていないところと、ゴールを奪いにいったときに守備でスペースを空けすぎたり、カウンターを許したりしたところは課題。(アジア予選では)今まで失点せずにこれていたところで、得点を先に決めるシチュエーションであれば、まだ相手も出づらかったと思います」と省察。さらに、「自分たちの隙をうまくつかれているところがあるので、今までの傾向もあると思いますが、攻撃面でもボールを回しているだけのところ、シュートまでいけていないところがあるのが現状です」と指摘している。
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