アメリカ代表を率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督とフォラリン・バログンが、日本代表戦を振り返った。

 6日に行われた韓国代表戦に0-2で敗れて、今年13試合目にして6敗目(7勝)を喫していたアメリカ代表。
来夏に行われるFIFAワールドカップ26まで残り試合が少なくなっている状況で、結果が出ていないことでポチェッティーノ監督への風当たりも強くなっていた。

 そんななか、9日(日本時間10日)に日本代表との国際親善試合が行われると、アレハンドロ・ゼンデハスとバログンが得点を挙げ、2-0で勝利を収めた。

 試合後、ポチェッティーノ監督はアメリカの放送局『NBC Sports』で「まず初めに、素晴らしい時間を過ごせたことに感謝する。かけがえのない10日間となり、素晴らしい雰囲気の中で本当に充実した時間を過ごせた」と語りながら、今月の2連戦を次のように振り返った。

「私たちにとって努力を続け、向上していくことが重要だ。プロセスと計画を強く信じている。重要なのは試合に勝つことだけを考えているわけではないということだ。もちろん勝ちたいのは当然のことだけど、重要なのは試合への取り組み方や、試合中のあらゆる局面でどのように攻撃するのか、そしてチームとして一緒に強くなっていくかだ」

 また、アメリカ代表では2024年6月以来、約15カ月ぶりに得点を記録したバログンは試合後、「とても重要なゴールだった」と喜びを口にしながら、「とにかく勝つことが重要だった」と勝利を手にした重要性を強調した。

「僕たちはトップな監督と共に大きな目標を作り上げているところだが、それには時間がかかるものだ。監督は僕たちに『忍耐強く』と強調していたけど、結局のところは結果こそが最も重要なことだ。だから、今日勝利を収めることができて嬉しいよ」

 さらに、韓国代表戦と日本代表戦に違いについて聞かれたバログンは「チーム全体がより一体感を持っていたと思う。ゴール前でより冷静だったのは明らかだ。
それが監督の望んでいたことだったし、全体的にとても満足している」と語った。


【ハイライト動画】日本代表vsアメリカ代表

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