アトレティコ・マドリードはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンのバルセロナ登録を妨げようとしているようだ。24日、イギリスメディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。


 バルセロナは12日にグリーズマンの獲得を発表した。しかしその後、アトレティコが同選手の契約解除金に関する声明を発表。グリーズマンとアトレティコの契約には、契約解除金2億ユーロ(約243億円)、7月1日以降は1億2000万ユーロ(約150億円)が設定されていた。バルセロナは今回1億2000万ユーロ(約150億円)を支払ってグリーズマンを獲得したが、アトレティコはバルセロナと合意に至ったのは契約解除金が引き下げられる前であり金額が不足しているとしていた。

 ラ・リーガの会長を務めるハビエル・テバス氏はラジオに出演し、「アトレティコは我々がバルセロナでグリーズマンの許可を与えるべきかと疑っていた」と述べた。同氏によれば、アトレティコはリーグに対してグリーズマンの登録をさせないよう要請し、同氏はそれが可能であると説明したという。