兵庫県の斎藤元彦知事が13日、大阪・関西万博(大阪・夢洲)でスタートした「韓国デー」のイベントに出席。終演後は会場内で入場客との2ショット撮影に応じるなど、前日に約4時間にわたって県幹部約120人とともに“パワハラ研修”を受けた疲れも見せず、精力的な動きを見せた。

 俳優の坂口健太郎も同じ「韓国デー」イベントの一環で、トークショーに登壇。“ニアミス”した形の斎藤知事だが、訪問客から「知事もカッコイイ!」の声も聞こえるなど、衰えぬ人気ぶりだった。

 スポーツ報知の取材に知事は「韓国の歴史や文化を共有できる非常に大事な機会だったと思います」とイベントを振り返った。県内には駐神戸韓国総領事館も所在するなど、県と同国の関係は深く、韓国・慶尚南道とも友好・姉妹提携を結んでいる。「姉妹都市交流が続いてまして、今年も行かせていただくかもしれません。神戸空港も国際化されますし、いろんな交流を続けていきたいなと思います」と話した。

 この日で万博訪問は「プライベートを含めて5回目くらいです」とのこと。「きょうは韓国のパビリオンも見させていただきました。(同館の)予約が取れなくても、大屋根リングなど、ほかにも見どころはありますので、是非多くの皆さんに足を運んでいただきたいです」と関西パビリオンに出展している9府県の首長としてPRした。

 前日は県庁内で4時間にわたって、パワハラの再発防止に向けた研修を受講した。それでもこの日、疲れた様子も見せず、数十分間も2ショット撮影の求めに応じ続ける“神対応”ぶり。「おかげさまで(元気に)公務をやらせてもらってます」と笑顔を見せた。

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