◆イースタン・リーグ 日本ハム5―6巨人(15日・鎌ケ谷)

 佐々木俊輔外野手が2安打を放ち、1軍再昇格に向けてアピールした。

 イースタン・日本ハム戦に「5番・右翼」で先発出場。

1点を追う3回に同点に追いつき、なおも無死一、二塁で、日本ハムの先発・バーヘイゲンのスライダーを捉え、中堅フェンス直撃の勝ち越し適時二塁打。4回にも中前安打を放ちマルチ安打をマークした。

 これで2軍降格後は9試合連続安打。その間の打率は4割1分4厘と好調を維持。「1軍にいる時にアナリストの方に打撃を見てもらって、形ができてきた。継続してできているので、それが結果として出ている」と、納得の表情を見せた。

 24年に巨人では96年仁志以来28年ぶりの「新人開幕1番を務めた2年目の外野手。今季は先月11日に1軍に昇格したが、22打数2安打で打率0割9分1厘と打撃で苦しみ、2日に出場選手登録を抹消されていた。

 1軍は現在、主砲・岡本が左肘靱帯(じんたい)損傷で長期離脱。打線がつながりを欠き、得点力不足が課題になっている。「どこで呼ばれてもいいように、しっかりと準備したい」と、背番号44が巻き返しを期す。

編集部おすすめ