大谷翔平の「ボブルヘッドデー」も球場前に大行列なし　通算４回目で来場者全員配布も影響か
ドジャース・大谷翔平投手（ロイター） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ドジャース―アスレチックス（１５日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が１５日（日本時間１６日）、本拠地・アスレチックス戦に「１番・ＤＨ」で先発出場する。この日は来場者全員に昨季の「５０―５０」（５０本塁打、５０盗塁）を記念したボブルヘッド人形が配布される試合。

前日１４日（同１５日）の１３号先頭弾に続く２試合連続アーチに期待がかかる。

　昨季、２度行われた大谷の「ボブルヘッドデー」ではともに開門前から本拠地周辺は人であふれた。第１回となった５月１６日（同１７日）には開門２時間以上も前から先着４万人に配布される大谷のボブルヘッドを求めてファンが集結。５万３５２７人が訪れ、試合開始の１時間以上前に配布が終了したという。計算上は１万３０００人以上が涙したことになり、大谷人気を示す結果となった。

　第２回は８月２８日（同２９日）、大谷と愛犬・デコピンの「ボブルヘッドデー」には５万３２９０人が球場に足を運んだ。球場のゲート前には試合開始の５時間以上前から限定４万個のボブルヘッドを求める人の行列が１キロ近く発生する異常事態。球場周辺が大渋滞となり、職員らの通勤の妨げとなることから、駐車場が早期オープンとなるなど異例の展開だった。通算３回目だった今年４月２日（同３日）も開門前から行列が伸びていたが、この日は来場者全員に配布されることもあってか、試合開始の約５時間前に目立った行列はなかった。

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