◆米大リーグ ドジャース2―6エンゼルス(16日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日)、本拠地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、3打数2安打1打点、今季初で自己最長タイとなる3試合連続本塁打を放ち、16本塁打で両リーグ単独トップに躍り出たが、ドジャースは拙攻が続いて敗れた。

 前日15日(同16日)の本拠地・アスレチックス戦で2打席連続本塁打を放つなど2戦3発を放って調子を上げていた大谷。

初回先頭の1打席目は中前安打を放って3試合連続安打で13試合連続出塁をマークすると、3回2死一塁の2打席目も四球を選んで出塁した。3点を追う5回1死一塁の3打席目は二ゴロ併殺打で今季初の併殺。チャンスを広げることは出来なかった。

 それでも3点を追う8回1死走者なしの4打席目に、3番手右腕・ゼファジャンの内角低めカットボールを捉えて3試合連続弾となる16号ソロ。打球速度114・9マイル(約184・9キロ)、飛距離416フィート(約127メートル)で中堅右に運んだ。3戦4発と勢いは止まりそうにない。

 快勝したエンゼルスだったが、大谷の一発にワシントン監督は「大谷は別世界の存在である。彼はただ別の世界の人間なのだ」と脱帽だった。

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