巨人のドラフト1位・石塚裕惺内野手が負傷後初の実戦形式のシート打撃に臨んだ。3月9日の2軍・阪神戦(Gタウン)の打席で、ファウルを打った際に左手有鉤(ゆうこう)骨を骨折しリハビリに励んでいた。

 育成2年目左腕・千葉と3打席対戦し、四球、右前安打、中飛だった。「そんなに違和感なくできた。2か月かかったけど、焦らずやってこれてよかった」と振り返った。

 この日はジャイアンツ球場の室内練習場で3軍全体練習に参加しフルメニューを消化。同じく復帰を目指すオコエと同じ組に入り、頻繁に言葉を交わしながらトス打撃やフィジカルトレーニングに取り組んだ。「すぐ気づいたことを言ってくれる。近くで練習できるというのは本当に僕にとってありがたいです」と感謝した。

 順調にいけば、20日の3軍・Honda戦(G球場)で実戦復帰する予定。「この2か月間やってきたことが生かせれば」と意気込んだ。

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