◆JERAセ・リーグ ヤクルト―DeNA(17日・神宮)

 DeNAが、2点ビハインドの4回に佐野恵太外野手の今季1号3ランで逆転に成功した。

 先発の平良拳太郎投手が2回と3回に1点ずつ失って迎えた4回の攻撃は、先頭の2番・牧秀悟内野手が右前安打で出塁。

続く度会隆輝外野手の遊ゴロとT・オースティン内野手の二ゴロは、いずれもヤクルト内野陣が併殺にできず塁上に走者が残った。さらに松尾汐恩捕手が中前安打で続いて2死一、二塁と好機が広がり、佐野が高梨の初球フォークを右翼席に運んだ。

 佐野は開幕から36試合、140打席目で待望の1号。度会かオースティンの打球で併殺が成立していれば得点はなかった可能性もあるだけに、ヤクルトにとっては後味の悪い失点となった。

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