右肩のインピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入りしたドジャース・佐々木朗希投手(23)に16日(日本時間17日)、ロバーツ監督が注文をつけた。

 問題視したのは、佐々木が右肩痛を隠しながら登板したこと。

アスリートとして痛みに耐えてプレーすることに「投手陣が苦しんでいたことを知っていたので、自分で解決できると感じていたと思う」「朗希に限らず我々(首脳陣)に状態を伝えないことはよくある」と前置きした上で、「パフォーマンスの不安定さや球速の低下が出てから報告してきた」と指摘した。

 朗希は初勝利を挙げた3日から右肩の違和感があったことを明かしたが、首脳陣に報告したのは9日の試合後。ロバーツ監督は「我々と選手間のコミュニケーションは双方向であるべきで、我々は知らないことを知ることはできない」と苦言を呈し、「彼は率直にコミュニケーションをとるべきであると学んだはず。我々には選択肢があるということを理解してくれれば。朗希にとっていい教訓となるであろう」と続けた。

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