昨年4月に「左肘内側側副じん帯再建術」(通称トミー・ジョン=TJ手術)を受けた巨人・代木大和投手が18日、ジャイアンツ球場でブルペン入り。左肘の靱帯(じんたい)損傷で離脱しリハビリ中の岡本が打席に立ち、助言を受けた。

 「和真さんの『ピッチャーの球を見たい』というのもあって、僕も和真さんに見てもらいたかった」と実現。ほとんどの球種を投げ、それぞれ丁寧にアドバイスをもらった。「バッター目線の意見を言ってもらえて、自分が思っている感覚とバッターの感覚の差に気づけた。全部いいアドバイスだった」と感謝しきりだった。

 会話の中で印象的だったのは、術後から強さを求めて磨いてきた直球。「ストレートはトップレベルで球が強いと言ってもらえた。素直にうれしかったしやってきたことは間違っていなかった」とうなずいた。

 7日には術後初めてシート打撃に登板。「少しずつよくなっています。変化球も投げ込んでいるから、もう1、2段階くらい精度、コントロールを磨いていければ」。実戦復帰に向け、堅実に歩みを進める。

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