ドジャースがエンゼルスにまさかの１５年ぶり３連敗　大谷翔平は３安打、菊池雄星右足首痛め緊急降板
ドジャース・大谷翔平（ロイター） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ドジャース４―６エンゼルス（１８日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が１８日（日本時間１９日）、本拠地・エンゼルス戦に「１番・指名打者」でスタメン出場し、菊池雄星投手（３３）との対戦は３打数２安打１打点で５打数３安打１打点だった。ドジャースはエンゼルスに競り負けて３タテを食らい、３連敗となった。

３連敗は今季ワーストタイで、同一カード３連敗は今季初だ。ドジャースがエンゼルスに３連戦３連敗するのは１０年６月以来１５年ぶりとなった。

　エンゼルスの先発は菊池。大谷の花巻東高の３学年先輩だ。これまでレギュラーシーズンで３本塁打を放ち、今年２月のオープン戦でも本塁打を放っていた。初回先頭の１打席目こそ中飛に倒れたが、４点を追う３回２死走者なしの２打席目は左前安打でチーム初安打。５回２死二塁の３打席目は右前適時打を放った。今季初の花巻東対決は３打数２安打１打点だった。

　大谷は３点を追う７回１死一塁の４打席目に、２番手左腕・バークから一塁への内野安打。９日（同１０日）の敵地・ダイヤモンドバックス戦以来８試合ぶりの１試合３安打をマークした。

　９登板勝ちなしだった雄星は２回まで無安打無失点の好発進。３回２死一塁、４回１死一塁と走者を背負ったが、本塁は踏ませなかった。

４点をリードした４回は大谷に適時打を浴びて３点差に迫られ、さらに２者連続四球で２死満塁となったが、フリーマンを左飛に打ち取った。６回は１死からエドマンを一ゴロ。一塁のベースカバーに入った際にエドマンと交錯して転倒し、右足首を痛めて緊急降板となるアクシデントに見舞われた。６回途中９８球で３安打１失点、７奪三振で今季初勝利の権利もつかんだが、救援が追いつかれて白星はまたしても手にできなかった。

　試合は初回にエンゼルスがネトの７号先頭打者本塁打とウォードの１２号２ランで３点を先取。３回にもダーノーの左前適時打でリードを４点に広げた。ドジャースは５回に大谷の右前適時打で１点を返すと、７回にスミスが４号同点３ラン。雄星の勝ちは消えた。それでもエンゼルスは８回にダーノーが勝ち越しの１号ソロ。９回にも得点を加えた。大谷は９回２死で５打席目に立ったが、空振り三振で最後の打者になり、ドジャースはまさかの３連敗となった。

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