◆JERA セ・リーグ 巨人4ー7中日(18日・東京ドーム)

 巨人は中日に4本塁打を浴び敗戦。巨人の1試合4被本塁打以上は、23年9月23日広島戦で4被弾して以来、中日戦では、21年9月10日に4本打たれて以来だ。

 この日は、5回に巨人のリチャードが代打逆転3ラン、7回には中日の板山に代打逆転2ランを打たれた。代打本塁打の打ち合いは、23年9月21日に大城卓(巨)とミエセス(神)が打ち合って以来。このカードで代打本塁打の応酬は、

年・月・日 巨 人―中 日

63・8・24 池 沢―法 元

76・6・26 山本功―伊藤泰

00・6・21 大 野―井 上

15・6・20 高橋由―福 田

25・5・18 リチャード―板 山

 5度目になる。過去4度は巨人が勝利したが、初めて黒星を喫した。

 この日の代打本塁打は、ともに逆転弾。代打逆転本塁打を打ち合ったのは、74年4月17日阪急・日本ハム戦以来。この時は9回表に高橋博士(日)が代打逆転3ラン、その裏に高井保弘(阪急)が代打逆転サヨナラ2ランを打っていた。なお、1950年の2リーグ制以降では4度目。セでは代打逆転弾の応酬は初めてだった。(福山 智紀)

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