国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」の演歌・歌謡曲LIVEと最優秀演歌・歌謡曲楽曲賞授賞式が19日、ロームシアター京都・サウスホール(京都市左京区)で開催され、同賞にノミネートされた秋元康氏プロデュースの昭和歌謡グループ「SHOW―WA」が取材に応じた。

 リーダーの寺田真二郎は「デビュー間もないのに選んでいただいて光栄」と感無量の表情。

「SHOW―WAは昭和に流行(はや)った熱狂を現代によみがえらそうというグループ。昭和歌謡曲が世界中でも人気になっている。波に乗って僕たちも世界に飛び立っていきたい」と“日本版グラミー賞”でのパフォーマンスをきっかけに世界進出に乗り出すという夢を膨らませた。さらに向山毅は「日本武道館を目標に活動しております。日本武道館に立ってファンの皆様と喜びを分かち合いたいと思います」とボーカルグループとして究極の目標を口にした。

 やはり同賞にノミネートされた歌謡コーラスグループ「純烈」は、昨年11月に武道館でワンマンライブを体験済み。グループが武道館まで登り詰めるには何が必要なのか。リーダーの酒井一圭は即答した。

 「キャンペーンです」

 その心はこうだ。

 「歌謡曲は選挙戦と一緒。いかに直接(目の前で)歌って『面白いな』とか興味を持ってもらえるかが勝負。テレビで出てる人を見たい(とファンは思っている)。

ショッピングセンターとかでキャンペーンを頑張ってたら絶対いつか届く」

 そうSHOW―WAにエールを送る一方で「絶対やったらアカンことは、スキャンダル」と自虐ネタで報道陣を笑わせた。

 後上翔太が「LINE流出よね」とうなずいていると、会見場の袖からSHOW―WA、MATSURIのメンバーがのぞき見しているのを見つけた酒井は「おい、何見とんねん。そんだけおったら、何人かやめてまうと思ってんねん」と再び自虐ネタ。そして「純烈はオリジナルメンバー全員で紅白も武道館も届かなかった。後輩にはできるだけ欠けずにやってほしい」とゲキを飛ばした。

 さらに白川裕二郎は「(いずれも6人グループのSHOW―WAとMATSURIが)3人ずつになってもガッチャンコして6人になればいい」と悪ノリ。酒井も「秋元さんが面倒見られなくなったら、こいつ(後上)をSHOW―WAかMATSURIに入れてくれへんかな」と懇願した。後上も「もし(純烈が)人手不足になったら誰か来て」と“新メンバー募集”をかけていた。

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