右肩手術から復帰を目指すレッドソックスの吉田正尚外野手は19日(日本時間20日)、本拠地でのメッツ戦の前に、チームのフリー打撃に参加した。右肩にコルチゾン注射を受け、スローイングはまだ再開していないものの、中堅奥の自軍ブルペンに柵越えの打球を放つなど、キャンプから好調だった打撃面は、問題がない様子だ。
この日は、早出でトレーナー、コーチらと共にダッシュなどの個人メニューをこなし、室内ケージで打撃練習を行った後、最後の組でフリー打撃に参加した。ライナー性の打球を丁寧に重ね、自軍ブルペンへ柵越えも放った。一方、守備練習は捕球のみ。スローイング練習はまだ行っておらず、下からのトスでボールを返した。
右肩手術後、当初の計画通りにキャッチボールの距離が伸びなかった吉田は4日(同5日)、右肩に抗炎症作用のあるコルチゾン注射を打ち、練習を中断。17日(同18日)から素振りやティー打撃を再開していた。