◆米大リーグ レッドソックス3―1メッツ(19日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 メッツの千賀滉大投手は19日(日本時間20日)、敵地でのレッドソックス戦で先発し、6回3失点で3敗目(4勝)を喫した。

 初回、先頭のデュランに初球を右翼線に二塁打されるスタート。

2番ディバースにはピッチコム違反もありストレートの四球。3番ブレグマンの初球では暴投で無死二、三塁とされた。ブレグマンは二ゴロに打ち取ったが、三塁走者が生還。続く4番アブレイユは一ゴロで2死三塁。だが5番ストーリーにフォークを打たれて三塁線を破られる適時打を許し、2点目を献上した。

 2回は立ち直ったように見られたものの、2死一塁から1番のデュランに再び右翼線を破られる三塁打を許し、3点目を奪われた。尻上がりに調子を上げると3回、4回は走者を背負いながら無失点で切り抜け、5、6回は3者凡退とした。立ち上がりの乱れが響き、6回5安打3失点3四球5奪三振。試合前に1・02だった防御率は1・43となった。

 千賀は2023年8月以降、16試合に先発し、いずれも自責点2点以下。1985年8月20日から翌年5月6日まで15試合連続で自責点2以下だったD・グッデンを抜く球団新記録だったが、これも途切れた。

編集部おすすめ