◆パ・リーグ オリックス―ロッテ(20日・京セラD)
ロッテ・石川柊太投手が今季6度目の先発で、6回6安打1失点の好投を見せたが、ソフトバンクからFA移籍後初勝利&パパ1勝はまたもお預けとなった。試合前時点で石川柊の援護回は、計24イニングで打線の援護点は「0」。
初回は3者凡退スタートを切ると、2回は先頭に四球を与え、2死一塁から盗塁を許して得点圏に走者を背負ったが、無失点で7番・来田を127キロのカーブで空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。
3回には2死から1番・広岡に四球を与えると、2番・西川に右前打を許して、一、三塁。ワイルドピッチで二、三塁とすると、森に147キロの直球を中前にはじき返されて先取点を許した。0―1の4回は1死から四球を与えると、7番・来田の右前打で一、二塁。だが、最後は9番・西野を左飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。6回は2死から来田、若月に連打を許して一、三塁のピンチを招いたが、9番・西野を遊ゴロに打ち取った。
味方打線は、相手先発右腕・久里の前に6回まで1安打無得点。それでも、0―1の7回には2つの四球で2死一、二塁のチャンスを作ると、6番・山本が右前に運び、同点に追いついた。
石川柊は、当初の予定では18日の日本ハム戦(ZOZO)に先発するはずだった。だが17日の同戦が雨天中止となり、ボスが18日の同戦にスライド登板したため、石川柊は20日の先発に変更となった。京セラドームでは試合前時点で、通算21試合に登板し、8勝2敗、防御率2・45で23年から4連勝中と好相性。
今月1日には、妻で元SKE48・大場美奈が自身のSNSで第1子を出産したことを報告しており、石川柊のパパ1勝もお預けとなった。