◆JERAセ・リーグ 広島3―2ヤクルト(20日・マツダスタジアム)

 広島は、初回にファビアンが連続安打を17試合に伸ばす5号ソロを放ち、2―2同点の6回1死一、二塁からモンテロが決勝の適時二塁打と、助っ人が連敗ストップの勝利をもたらした。本拠マツダでは今季2度目の6連勝で、首位・阪神まで1・5ゲーム差をキープした。

また、ドラフト1位・佐々木泰内野手=青学大=のデビュー戦は無安打。2回無死二塁の初打席は、捉えた打球が右翼・増田の好捕に阻まれ、6回1死二、三塁の好機は左翼ポール際の大飛球もファウルに。プロ初安打はお預けとなった。

 ―初回に好調ファビアンが先制ソロ

 「崩されずにスイングできる。今日もナイスバッティングだったと思います」

 ―5回途中2失点の森投手について

 「ちょっと球数かかりすぎたかな。3回の失点のところの先頭のフォアボールというのも、もったいなかった。ただ立ち上がりからいいボールもあるので、これをまた次の登板につなげていってもらいたいと思います」

 ―(自ら)

 「(佐々木)泰は、ヒットは出なかったけど、全打席、内容がいいと思います。雰囲気もあるし、1打席目(右飛)も、あれはアゲインストじゃなければね。いいスイングしていたと思います」

 ―スイングが強かった

 「彼はしっかりスイングできるところと、あとはミートポイントの幅も広いので対応力もあると思う。何より雰囲気があるし、やっぱり気持ち的な強さというのも見えるので、本当に楽しみです」

 ―試合前に何か言葉を

 「結果とか気にせず、思い切ってやったらいいから、ということは言いました」

 ―同点の5回2死満塁の場面はルーキー・岡本投手に託した

 「今日初めて、ああいう場面でマウンドに上がって緊張したと思うけど、よく抑えたと思います。これもいい経験にしてもらいたいと思います」

 ―決勝二塁打のモンテロ選手は復帰から試合を重ねるごとに状態を上げている

 「すごく勤勉だし、練習熱心。ファビにしてもモンティーにしても、いいところで打ってくれる。

すごく期待しています」

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