◆パ・リーグ 日本ハム2―5ソフトバンク(20日・エスコン)

 ソフトバンクが逆転勝ちで今季初の貯金1とした。2点を追う5回1死一、二塁で海野が投犠打。

2死にしても、一打同点の二、三塁をつくり、牧原大が左中間への2点三塁打で期待に応えた。好投手の伊藤との対戦で、3回まで無安打。小久保裕紀監督は1死からの海野の犠打について「そら、そうでしょう。前の打席を見たら打たせられません」と振り返った。

 伊藤の序盤の投球内容から「ワンチャンスをものにできるかというところで、ワンチャンスをものにできた。あそこの5回はポイントでしたね」と語ったが「まあ、結果論なので。牧原がよく打ったという話」と淡々。「打たなかったら『なんでバント?』ってなる。懲りずにしますけどね」と7回1死一塁でも海野の犠打で走者を進めた。

 また、巨人からトレードで加入した秋広に「2ストライクアプローチをしっかりしますね」と注目。新戦力は9回2死から四球を選び、追加点を呼んだ。指揮官は「もちろんパワーもあるし、長打も期待したいけど、まだどういう選手か観察中。

2ストライクアプローチはしっかりしているなと思います」と目を細めた。

編集部おすすめ