MLB公式サイトは20日(日本時間21日)、34人の専門家による独自の新人王争いのランキングを公開し、オリオールズの菅野智之投手(35)がア・リーグの5位に入った。

 菅野は35歳ながらルーキーとして今季はオリオールズでプレー。

ハイド監督が解任されるなどチームが絶不調の中で、ここまでチーム最多4勝(3敗)を挙げて、防御率3・08と安定した成績を残している。35歳の新人王受賞となればMLB史上最高齢。1位票は入らなかったが「25年のオリオールズはうまくいっていないが、菅野は間違いなく目立っている」と評価した。

 ア・リーグで1位になったのは34票のうち31票の1位表を集めたアスレチックス遊撃手の23歳ウィルソン。23年ドラフト1巡目(全体6位)でアスレチックス入りした有望株は今季、46試合に出場して5本塁打、26打点、4盗塁で、打率はリーグ2位の3割4分3厘をマークしている。

 2位は1位票3票を集めたレッドソックス二塁手のキャンベル。伝統球団のレギュラーに定着し5本塁打、15打点、2盗塁、打率2割3分3厘をマークしている。3位はヤンキース左翼手で5本塁打、21打点のドミンゲス。4位にはホワイトソックス先発右腕のスミスが入った。スミスは1勝3敗ながら防御率2・05と安定した投球を見せている。

 ナ・リーグは1位が3勝2敗、防御率2・33のスミスシャバー(ブレーブス)。2位以下はボールドウィン(ブレーブス)、ラミレス(マーリンズ)、アクーニャ(メッツ)、クルーズ(ナショナルズ)と並び、上位5位以内には入らなかったドジャース・佐々木朗希投手(23)にも1位票が1票あったことが記されていた。

編集部おすすめ