歌手の氷川きよしが、松田聖子の代表曲「赤いスイートピー」をカバーすることが21日、分かった。28日に配信リリースされる。

 「赤いスイートピー」は1982年に発表され、現代にも歌い継がれている名曲。氷川にとっても歌手を目指すきっかけになった特別な一曲だという。

 氷川は「一番最初にこの曲を聴いたのは5歳で、叔母と母に連れられて行った人生初のコンサート、福岡サンパレスでの松田聖子さんのコンサートの時でした。聖子さんがあまりにも可愛くてキラキラしてて、美しくて、もう子供心ながらにときめいて、松本隆先生の詞の世界、主人公の少女の思いに共感しました」と当時のことを鮮明に覚えている様子。「今また、5歳の時の自分の素直なまっさらな気持ちを思い出しながら歌えるということはすごく爽やかな気持ちです。氷川きよしとしてのKIINA.の思いをこの『赤いスイートピー』に込めて歌いました。たくさんの方に聴いてもらえたらうれしいなと思います」と力を込めた。

 楽曲のアレンジは、音楽プロデューサーの亀田誠治氏が担当。ジャケットは、氷川自身が赤いスイートピーをモチーフに描いたイラストが起用されている。22・23日に故郷の福岡市民ホールで開催されるコンサート「KIYOSHI HIKAWA+KIINA. Concert Tour 2025 ~KIINA’S LAND~」でも披露される予定だ。

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