お笑いタレントの小籔千豊が21日、主宰する音楽とお笑いの融合フェス「KOYABU SONIC2025」(9月13~15日、インテックス大阪)の制作発表会見を、大阪市内で開いた。2008年から2度の休止を挟んで開催を続けているライフワーク。
思い入れあるフェスについて「サマー・ソニック、フジロックフェス、ロックインジャパンが京都の有名な料亭なら、コヤブソニックは地元の商店街の汚い居酒屋」と表現。その心を「看板も欠けてるような汚い店で、ちょっと新規の客は入りにくいけど、入ってみたらタグ付きのカニがネタケースで動いてた、ウニも下駄みたいなやつに乗ってた。え、何?、こんな汚い店やのに」と、たとえ話の名手らしく知る人ぞ知るような名店になぞらえた。「包装紙、僕自身はダサいけど、仕入れは一流。すごいアーティストの人たちに助けてもらって、芸人のクオリティーは日本一」と誇った。
「ほかにもたくさんフェスがある状況のなか、出演者は、小籔みたいなアホがやってるフェスに出たろうかという気概のある方ばかり。優しさの純度で言えば、ほかのフェスより高い」と感謝。その優しさを裏付ける取り組みとして「女子トイレの数はナンバー1のフェス」とも自負した。以下は各日の出演アーティスト(後日、追加発表あり)。
▽9月13日 indigo la End、Omoinotake、氣志團、サニーデイ・サービス、ジェニーパイ、ジュースごくごく倶楽部、水曜日のカンパネラ、tricot、yama、Red Eye
▽14日 石崎ひゅーい、カジヒデキ、カネコアヤノ、きゃりーぱみゅぱみゅ、ゲスの極み乙女、サバシスター、ホフディランカルテット、luv
▽15日 アイナ・ジ・エンド、AKASAKI、サンボマスター、スチャダラパー、TOKYO No.1 SOUL SET、FRUITS ZIPPER、山本彩、RIP SLIME、レキシ