◆米大リーグ ガーディアンズ―ドジャース(27日、米オハイオ州クリーブランド=プログレッシブフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が27日(日本時間28日)、敵地・ガーディアンズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、3打席目に20号2ランを放って迎えた2点をリードした7回先頭の4打席目は3番手左腕・ヘリンと対戦し、空振り三振に倒れて今季2度目の2打席連続弾はならなかった。
ガーディアンズの先発はタナー・バイビー投手(26)。
初回先頭の1打席目はMLB史上4人目となる3試合連続先頭打者本塁打の期待がかかった打席だったが、見逃し三振。偉業は逃した。ドジャースは2回に6番パヘスからの下位打線の3連打で2点を先取。大谷の2打席目は2死三塁で迎えると、1球も投げることなくガーディアンズベンチは申告敬遠を選択し、敵地ながらブーイングが起こった。ベッツも四球を選んで2死満塁としたがフリーマンが空振り三振に倒れた。2点をリードした4回2死一塁の3打席目には左翼へ3試合連続弾となる20号2ランを。5年連続6度目の20本塁打を自身最速の5月中、チーム55試合目で到達し、MLB全体で1番乗りとなった。2点リードの7回先頭の4打席目は空振り三振に倒れた。
大谷は25日(同26日)の敵地・メッツ戦で、ライブBPに登板した直後に千賀から右翼へ18号先頭弾。
この日の試合前は約7分間キャッチボールを行って調整。笑顔も見せながらリラックスした様子で、スプリットを入念に確認していた。