◆JERAセ・リーグ 中日4―2巨人(31日・バンテリンドーム)

 中日の板山祐太郎内野手が代打で出場し、決勝点を呼び込む勝ち越し三塁打を放った。

 2―2の8回2死一、二塁。

2番手・ケラーの137キロ、フォークを右翼線に運んだ。試合を決定づける一打に、「投手も頑張っていてくれていたし、絶対に勝ちたかった。ここで決めてやる、と集中して打席に入った」と、汗を拭った。

 試合前にうれしい出来事があった。「息子が幼稚園の運動会で、リレーのアンカー(を務めて)1位になったって連絡をもらった」。我が子の頑張りに、力をもらったという。自分のグッズを身につけ、応援に駆け付けてくれる家族の存在が原動力だ。「(息子に)『もっと活躍して』って言われてるので、パパも負けないように頑張ります」と、さらなる活躍を誓った。

 チームは連敗を阻止し、借金を4に減らした。

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