◆JERA セ・リーグ 巨人―広島(28日・金沢)

 巨人のキャベッジ外野手がNPB通算11万号を放った。

 同点の初回2死。

相手先発・大瀬良からキャベッジが高めの変化球を捉えて右翼席へたたき込んだ。これがNPB通算11万号となり勝ち越しに成功。日本野球の歴史に名を刻んだ。

 この回には1番に入る増田陸内野手が左翼席に飛び込む3号の同点ソロ本塁打を放っており、メモリアルに王手をかけるアーチとなった。

 同点本塁打の増田陸は「打ったのは落ち球です。昨日の分をやりかえしたかった。すぐに追いつくことが出来てよかったです」とコメント。

 勝ち越しの7号がメモリアル弾となったキャベッジは「打ったのは曲がり球だね。切れるかと思ったがなんとか残ってくれてよかったよ。逆転できてよかった」と話した。

【近年の節目の本塁打】

7万号 駒田徳広(横)

7万5000号 ボーリック(ロ)

8万号 ペタジーニ(巨)

8万5000号 フェルナンデス(楽)

9万号 ブラウン(西)

9万5000号 松田宣浩(ソ)

10万号 マレーロ(オ)

10万5000号 伏見寅威(オ)

11万号 キャベッジ(巨)

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