◆JERAセ・リーグ 巨人4―1広島(28日・金沢)

 広島のドラフト1位・佐々木泰内野手がプロ初の三塁打を放った。1軍昇格6試合目で初のベンチスタートとなったが、9回2死から代打で出場。

守護神・マルティネスのチェンジアップを捉え、右中間を真っ二つに破った。カウント2―2と追い込まれてから「もちろん、あの速い直球は頭にあったけど、なんとか変化球についていけた。自信になりました」と対応。4球目には158キロの直球も見せられ「本当にああいうレベルを見られたのは、すごく自分にもプラスになります。次はあのストレートをはじき返したい」と意気込んだ。

 新井監督はルーキーらしからぬ打撃に「大したもんよね」と感心の笑み。「やっぱり打てる幅が広いからから、打ちにいきながら変化球(のボール球にバットが)止まる。なかなか、練習してもそうなるものじゃない。彼の持ち味だと思う」と驚いた。

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