◆米大リーグ ガーディアンズ―ドジャース(28日、米オハイオ州クリーブランド=プログレッシブフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が28日(日本時間29日午前2時10分開始予定)、敵地・ガーディアンズ戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。自身初の4試合連続本塁打となる21号が出るかに注目だ。
大谷は、25日(同26日)の敵地・メッツ戦前に23年9月の右肘手術後初めてで約1年9か月ぶりにライブBPで登板して22球を投げると、その後の試合で千賀から18号先頭打者本塁打。翌26日(同27日)の敵地・ガーディアンズ戦では自身2度目の2試合連続先頭弾となる19号を放った。前日27日(同28日)は、MLB史上4人目の3戦連続先頭弾こそならなかったが、3打席目に左翼へ20号2ラン。20本塁打MLB1番乗りで、今季2度目の3試合連続本塁打を放った。
この試合で挑むのは4試合連続本塁打。3試合連続本塁打は10度目だが、4戦連発はこれまで1度もない。10度目の正直を狙う一戦だ。5月はすでに13本塁打。5月に限ればドジャース史上最多となっている。5月はこの試合を含めて残り3試合。23年6月に記録した月間自己最多15発までもあと2本に迫っており、今季初の月間MVPへ向けても本塁打を積み重ねたいところだ。
ガーディアンズの先発は27歳左腕のアラード。
ドジャースはこの試合で、メジャー通算212勝のクレイトン・カーショー投手(37)が先発。前回登板の23日(同24日)敵地・メッツ戦では雨天による中断のため2回無安打無失点で無念の降板。ここまで0勝0敗、防御率7・50だが、今季3試合目の登板で今季初勝利、18年連続勝利、通算213勝目を狙う。
前日終了時点で真美子夫人の長女出産に伴う「父親リスト」に入って欠場した2試合を除く53試合に出場。20本塁打(リーグ1位)、35打点(同12位タイ)、63安打(同3位)、打率2割9分6厘(同9位)、OPS1・053(同1位)をマークしている。チームは34勝21敗で、地区2位のパドレスに2・0ゲーム差で首位を走っている。