◆JERAセ・リーグ 阪神1―0DeNA(28日・甲子園)

 阪神・梅野隆太郎捕手が2002年以来、23年ぶりの2戦連続1―0勝利に導いた。倉敷で開催された前日のゲームに続いて、この日も先発の門別から5人の投手をリードして完封。

2戦連続で1点も与えることができない厳しい状況の中、投手との共同作業で再三のピンチを切り抜けた。

 試合後はフゥーと息を吐き、ホッとした表情。「バッターに対して三塁が取れるところは、球数を使ってでもいく。そういう積み重ねがそういうふうになっている。意図を持ってピッチャーが投げ込んでいく結果が、こうやってゼロになっている。ゼロは負けない。継投の中で苦しい部分もいっぱいあったけど、三振を取れるところで三振を取れたり、ゴロを打たせるところでゴロを打たせるとか。そういうのを引っ張っていくのが自分の仕事。それができて良かった、本当に。守り勝ててうれしいです」と勝利の味をかみしめた。

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