◆JERAセ・リーグ 巨人4―1広島(28日・金沢)

 広島・大瀬良が2発に沈んだ。初回に増田陸に先頭弾。

あっという間にリードを失い、2死からキャベッジに決勝の場外弾を浴びた。いずれも変化球が高めに浮き「先取点を取ってもらった直後。流れに乗っていかないといけないところを僕が止めてしまった」と悔やんだ。2回以降は好投したが、6回6安打2失点。2勝3敗と黒星が先行した。

 昨季も防御率1・86で6勝6敗と白星に恵まれなかった右腕。今季も2・09で同じような状況だ。9試合全て5回以上を投げて2失点以内だが「ということは、何か足りない。(援護の少なさは)投球内容とかリズムとか、僕に問題がある」と責任を負った。地方球場は10年ぶり。15年に3試合で0勝1敗、防御率8・49と苦戦して以来だったが、4度目の登板も苦い結果に終わった。今季初の中5日での奮闘も実らず、チームは巨人戦の連勝が4でストップ。

3位に後退した。(安藤 理)

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