広島の森下暢仁投手が29日、マツダスタジアムで30日の阪神戦(マツダ)に向けて調整した。同カードは開幕戦から今回で4度目の登板となり、すべて村上との投げ合い。

「(野手も)同じ選手が出ていますし、投手も一緒。しっかりゲームをつくらないといけないですし、最少失点でいけるように」と意気込んだ。

 過去3戦、ともに1勝1敗で対戦防御率は村上の3・20に対し、自身は2・35だ。

 「(村上は)本当にずっといいピッチングをしている。でも、カープ打線も打っていないことはないので、点を取ってもらった中で自分がミスをしている。そういうところでちゃんと勝てるように」

 開幕戦の黒星の後は3連勝しながら、その後は5戦白星なしの3連敗中。4月18日に2失点完投した阪神戦(甲子園)以降、約1か月以上、白星から遠ざかっている。

 「自分が勝っていないだけで、ここ2試合はチームが勝っているので、特に変わることなく」

 チームは首位・阪神に2ゲーム差の3位。今回の3連戦で3連勝すれば、首位浮上の可能性もある。チームに勢いをもたらす投球を目指す。

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