◆パ・リーグ 西武3―6楽天(29日・ベルーナドーム)

 28歳の誕生日を迎えたこの日は「4番・一塁」で先発出場。初回の第1打席では左翼スタンドの西武ファンからバースデーソングが贈られた。

「すごく特別な瞬間でしたし、言葉には表せないくらいうれしかった」。笑顔で振り返った助っ人は、2死三塁から相手先発・ハワードの151キロ直球を振り抜いて右前適時打を放ち、3試合連続の打点を記録。「ランナーをかえすために、ライナー性の低くて強い打球を意識して打ったよ。試合の序盤にああやって先制点を取れたのは非常にうれしく感じてる」。

 3回無死一、三塁ではレフトへ犠飛を放ち、今季26打点目をマーク。オリックス・中川らに並んでパ・リーグの打点ランキングトップタイに浮上し「5月のこの時点でそういう結果を残せるのはすごくうれしいですし、残りのシーズンも自分の仕事をしっかりできるように頑張りたい」と力を込めた。

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