ロッテは2日、チーム体制の強化を目的に配置転換を行うことを発表した。サブロー2軍監督兼統括打撃コーチが1軍ヘッドコーチ、金子誠1軍戦略コーチが、1軍チーフ守備走塁コーチ、福浦和也1、2軍統括打撃コーディネーターが2軍監督で背番号「70」を背負うという。

チームは、今季最多の借金14で最下位に沈んでいた。

 吉井理人監督は「ヘッドコーチには特に、ここまで苦戦している打線の強化、得点力アップに関しての取り組みに期待をしています。また今、一軍にいる若い選手たちをこれまでずっと見ており、誰よりもわかっているので、そういう部分でも様々なアプローチ、アドバイスをお願いしたいです。明日から交流戦なので、まずはここで新しい体制の中、全員の力を出し切って、しっかり戦って、一つずつ勝っていきたいと思います」と、球団を通じてコメントした。

 また、松本尚樹球団本部長は「交流戦に入るタイミングに体制強化を目的とした配置転換を行うことになりました。今年はここまでヘッドコーチを置いていませんでしたが、サブロー二軍監督を配置します。現在、若い選手が一軍に多く、彼らの事をこれまでずっと見てきており長所やどのようなアプローチをすれば力を発揮できるかもよく分かっていると思っています。また得点力不足に悩んでいる現状において様々な攻撃の形を監督に提案していただくことでサポートしてもらいたいと思っています。マリーンズが、ここから勝ち上がっていくことを目指す中で、この新しい形に移行することが今、必要であり、体制強化に直結すると判断し、吉井監督と話をして、実施することにしました」とした。

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