◆米大リーグ レッドソックス6―7エンゼルス(2日・米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 エンゼルスのマイク・トラウト外野手が2日(日本時間3日)、敵地のレッドソックス戦の1回に4月25日ツインズ戦以来の10号3ランを放った。

 エンゼルスが1回から猛攻だ。

1番ネトが右腕フィッツのスライダーを左翼グリーンモンスター越えで今季5本目の初回先頭アーチを放つとソレアの三ゴロエラーで2点目。ここで迎えたのが復帰4試合目の主砲トラウト。カウント3―1からのど真ん中の直球をたたくと、打球は速度180キロのライナーが左中間のグリーンモンスターを楽々越える454フィート(約138メートル)の大アーチ。

 2アウト後にはアデルも再び8号で珍しい1イニング3発のグリーンモンスター越えで6点を奪った。

 トラウトは現地4月30日のマリナーズ戦で一塁ベース上で不自然なステップを踏んだことで2度手術を受けた膝を負傷。5月2日(1日にさかのぼって登録)に負傷者リスト入りし、5月30日ガーディアンズ戦で戦列に戻ってきたばかりだった。れで復帰4試合で18打数8安打放ち、故障前の打率1割7分9厘を2割2分5厘に引き上げた。

編集部おすすめ