◆イースタン・リーグ ロッテ4×―3巨人(29日・ZOZOマリン)
巨人の堀田賢慎投手が、イースタン・ロッテ戦に先発。25日に出場選手登録を抹消後初登板で7回3安打1失点、5奪三振と好投し、最速149キロをマークした。
ハイクオリティースタート(HQS=7回以上自責2以下)をマークしたが、右腕は6回の投球を反省。味方が逆転した直後のイニングだったが、先頭打者に初球を右前安打に。次打者をカットボールで二ゴロ併殺に打ち取ったが、2死走者なしから和田に再び初球を右前安打にされた。失点にはつながらなかったが、「(試合の)流れを読んだ投球がまだできていない」と課題を見つめた。
桑田2軍監督も「先発投手というのは、どうやってチームを勝たせるか、勝利に導ける投球をするかというストーリーを描くことがすごく大事な仕事」と指摘。6回の投球について「点を取った後や、併殺の後の初球で安打となると、野手もそういう(嫌な)流れを感じて守っている。一つ一つの球は良くなってきているので、『そういうストーリーを今度は考えながら投げてみたらどうかな?』とアドバイスした」と明かした。