◆米マイナー タコマ―ソルトレーク(29日、米ワシントン州タコマ=チェニースタジアム)
マリナーズ傘下3Aタコマの藤浪晋太郎投手が29日(日本時間30日)、本拠のソルトレーク戦で1―2の6回に3番手で登板。3者凡退に抑えるとともに最速100・4マイル(約約161・5キロ)の速球をマークした。
藤浪が完全によみがえった。1点ビハインドでマウンドに上がると先頭打者のサンチェスをカウント2―0からの3球目の96・6マイル(約155・4キロ)直球で左飛、リベロを初球のスプリットで三直。ファーマーに対する初球は100・4マイル(約161・5キロ)の直球を見せると最後はスプリットで3球三振。7球投げ5球がストライクと制球力もよみがえった。
チームは6回裏に3点を挙げ逆転。勝利投手の権利も得たものの4番手投手がリードを守れなかったが、4試合連続無失点で首脳陣にアピールしたことだけは間違いない。