ウエスタン・リーグのくふうハヤテに派遣されていた巨人の山田龍聖投手が30日、ジャイアンツ球場で行われた投手の残留練習に合流した。「1週間に1回、けがもせずに(先発ローテーションで)回れた。

自信はつきました」と充実感をにじませた。

 派遣は3月11日から6月30日までの予定だったが、1か月ほど早く終了した。くふうハヤテでは8試合の先発を含む9試合に登板し、2勝2敗、防御率1・79の成績を残した。「初めてちゃんと(たくさん)試合で投げた。やりがいもありましたし楽しかったです」と振り返った。

 今後は巨人に復帰し、引き続き育成選手として支配下登録を目指す。今年、成し遂げたいことの一つとして「1軍で投げる」を挙げていた左腕。「そこは変えずにハヤテでもやってきた。そこに向けてだけやっていきたい」と前を見据えた。

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