【ＮＰＢ】中村勝彦事務局長が中日・川越誠司の“幻弾”について見解　ファウル判定は「精いっぱいの判断。この判定を支持する」
２７日のヤクルト戦、８回１死一塁、川越誠司（奥左）が放った打球のリプレー検証を終え、審判に抗議する井上一樹監督（右） 画像（1枚）

　日本野球機構（ＮＰＢ）の中村勝彦事務局長は３０日、中日・川越誠司外野手が２７日のヤクルト９回戦（神宮）の８回に放った右翼ポール際のファウル判定についての見解を語った。「私どもの認識では試合の判定は当該審判、それ以外の審判クルーで誠心誠意、精いっぱいの判断をしたと思っている。

ＮＰＢとしてもこの判定を支持する」と説明した。

　ＮＰＢとしては独自に検証を行い、「本塁打たる映像を確認した」と中日側に報告。今後、リプレー検証の改善について中村事務局長は「提案があれば、１２球団でも話し合うことになる」とし、リプレー検証に関する制度の見直しを前向きに検討していくことになりそうだ。

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