◆JERAセ・リーグ 広島―阪神(30日・マツダスタジアム)

 広島の森下暢仁投手が、8回3失点(自責1)で2点リードを許して降板した。4月18日の阪神戦(甲子園)で3勝目を手にして以降、これで6戦白星なしとなった。

 2回に先取点をもらい、3回までは1安打投球。4回は1死二、三塁のピンチも、大山は三ゴロ、ヘルナンデスは遊撃・矢野の好守もあって無失点で切り抜けた。5回は坂本の先頭安打を起点に、2死二塁から近本の中前適時打で同点に。なおも2死一、三塁から、森下の打ち取った左前の飛球に対して遊撃・矢野と左翼・ファビアンが激突し、ボールが転々する間に勝ち越しの走者2人が生還(記録は遊失)。8回111球を投じ、7安打3失点という内容だった。

 この日が今季10度目の先発だった。うち9度がQS(クオリティースタート=6回以上自責3以下)と先発の役割は果たしているものの、白星が遠い。

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