◆JERA セ・リーグ 中日1―4巨人(30日・バンテリンドーム)

 巨人の赤星優志投手が中日戦で先発し、6回81球、4安打1失点の好投で4勝目を挙げた。「先制をされてしまったんですけどそこからゼロでいけたのでよかったです」と振り返った。

 赤星は、初回、先頭の上林に初球の直球を右翼席へのソロを打たれた。それでもその後は、動揺することなく、最速150キロの直球に変化球を丁寧に投げ込んで、6つの三振を奪いながら、無失点に抑えた。

 味方が6回の攻撃で勝ち越しに成功すると、6回を3者凡退。7回の攻撃で代打を送られて、降板となった。

 先頭初球弾については「ソロホームランでしたし、プレーボールの初球、油断していたわけでもないですし、空振りとかファウルを取るつもりで投げたので悔いが残る一球ではなかったかなと自分では思う。あのボールで空振りファウルが取れるように、もっとパワーアップしていかないといけないなって思います」と前を向いた。

 「なかなか序盤は、荒れていたというかあまり良くなかったんですけど守備の好プレーもありましたしなんとか途中からゾーン内にどんどんいこうという気持ちになったのでよかったと思います」と汗を拭った。

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