中日は30日、岩崎翔投手がオリックスへ金銭トレードで移籍することで合意したと発表した。
朝田球団本部長が取材に応じ、「オリックスさんからは、岩崎投手のポテンシャルが高い、すごく欲しいって話がありました」と経緯を説明。
岩崎は、22年にFA移籍した又吉の人的補償として、ソフトバンクから中日に加入した。だが、移籍後初登板となった22年3月26日の巨人戦(東京ドーム)で右肘を痛めて緊急降板。同年9月にトミー・ジョン手術を受けた。
23年からは、育成として再契約を結んだ。リハビリ生活を経て、24年の2月に実戦復帰すると、6月に支配下登録された。
今季初登板となった4月1日の巨人戦(バンテリンドーム)では、1イニングを投げて2安打無失点で移籍4年目で初勝利。ソフトバンク時代の21年5月19日の西武戦(メットライフ)以来、1413日ぶりの勝利投手に輝いた。今季は、中継ぎとしてここまで4試合に登板していた。