◆米大リーグ ドジャース―ヤンキース(30日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が30日(日本時間31日午前11時10分開始予定)、本拠地・ヤンキース戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。今季最長13連戦初戦に、2試合ぶりの本塁打となる21号に期待だ。
ドジャースとヤンキースは昨季のワールドシリーズ(WS)で対戦。4勝1敗でドジャースが制して頂点に立った。今季もドジャースが貯金12、ヤンキースが貯金15でともにここまで地区首位。レギュラーシーズンでは今季唯一の直接対決3連戦の初戦だ。
大谷は25日(同26日)の敵地・メッツ戦から27日(同28日)の敵地・ガーディアンズ戦まで自己最長に並ぶ3試合連続本塁打。27日(同28日)には左翼へ高々上がったアーチを描き、20本塁打にMLB全体で1番乗りとなった。5月はすでに13本塁打。23年6月にマークした月間自己最多15本塁打も残り2試合で視野に捉えている。
ヤンキースの先発はマックス・フリード投手(31)。両リーグ最多7勝(無敗)を挙げ、防御率も両リーグトップ1・29と圧巻の投球を見せている左腕だ。
前日終了時点で真美子夫人の長女出産に伴う「父親リスト」に入って欠場した2試合を除く54試合に出場。20本塁打(リーグ1位)、35打点(同13位タイ)、63安打(同3位タイ)、打率2割9分2厘(同9位)、OPS1・042(同2位)をマークしている。チームは34勝22敗で、地区2位のパドレスに2・0ゲーム差で首位を走っている。