◆米大リーグ ドジャース―ヤンキース(30日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム
ドジャース・大谷翔平投手(30)が30日(日本時間31日午前11時10分開始予定)、本拠地・ヤンキース戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。今季最長13連戦初戦に、2試合ぶりの本塁打となる21号に期待だ。
ドジャースには試合前、2つの激震が走った。まずはベッツがスタメンから外れた。「2番・遊撃」でチームを支えてきたが、ロバーツ監督は「水曜の夜に何かあったようだ。自宅で足の指を何かにぶつけたが、正確なことは分からない。いまレントゲンを撮っている。自宅なのでおそらくタンスかナイトスタンドかそういうものだろう。事故のようなものだ。今日は靴を履くことが難しかった」と説明した。
さらに3年連続で60試合以上に登板したフィリップスが、近日中に右肘のトミー・ジョン手術を受けて今季中の復帰が絶望的になったことも指揮官が明かした。23年には24セーブ、昨季も18セーブを挙げるなど抑えとしてもブルペンを支えてきた右腕だが、今季は7登板のみでの離脱。ロバーツ監督は「彼の今季終了を意味する。
ドジャースは投手陣を中心に故障者が続出。先発ではグラスノー、スネル、佐々木と中心投手が次々に離脱し、救援でもトライネンらが負傷者リスト(IL)に入って厳しい台所事情になっている。